
ケース素材について ~その①~
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皆様、こんにちは。ISANAならまち店です。
ブログをご覧くださりありがとうございます。
本日は、時計のケース素材の中でも一般的に使用されているものについてお話致します。
一般的に使用されているものは、プラスチック、ステンレススティール、チタンがございます。
プラスチックは、安価で且つカラーバリエーションも豊富なのが特徴です。また、金属アレルギーの方にも安心して使って頂ける素材になります。しかし、傷がつきやすく変形しやすい素材の為、耐久性が低いです。また、防水性も低いです。
続いて、ステンレススティールになります。時計で使われている最も多い素材です。名前の通り錆びにくく、耐久性も保持されているため高級時計でも使用されています。日々使っていると汗が付着すると思います。ステンレススティールに含有しているクロムが鉄の表面に膜を張り錆びるのを防いでいますが、汗により膜が壊されてしまい錆びる原因になってしまいます。使った日は可能な限り拭き取ってあげましょう。
最後にチタンです。金属アレルギーを起こしにくく、ステンレススティールと比べて軽量であるのが特徴です。チタンは表面に薄い層の強固な酸化被膜を自然に形成するため海水に触れても錆びにくい特徴があります。またチタンは鉄の約2倍の強度があります。ステンレススティールと比較し、高度な加工技術が求められるため金額が高くなります。
次回もお楽しみに!